このデータベースは、
科研費・基盤(B)「北東アジアにおける帝国の情報ネットワーク」
(代表:早稲田大学 土屋礼子/課題番号20H01473)による成果発表です。
This website presents the results of the Grant-in-Aid for Scientific Research, Basic (B) “Information Networks of Empires in Northeast Asia”
(Rep:TSCHIYA Reiko/project No. 20H01473).
概要
このデータベースは、考古学的かつ歴史的な地理情報システム(GIS)のような技術を歴史地理学と組み合わせ、既存のデータやすでに編集された地図、地図帳、地形資料などに適用することで、これまでの断片的なアプローチよりも新しい答えや、古い問題のよりよい定義、より深い理解、さらに思考を誘発するような課題を提供する試みである。
早稲田大学とクイーンズ大学ベルファストは、この科研プロジェクトのためのGISを共同で開発した。2021年から2022年の間、両大学の研究者は、中国大陸の歴史的な新聞に関する複雑なデータセットを、ダイナミックな空間・時間データベースに変換する作業に取り組み、世界中の研究者にオンラインで提供する予定である。具体的には、日本外務省が1909年から1937年まで毎年行った、中国大陸で発行された新聞や雑誌などの刊行物に関する調査報告書を基に、新聞紙名、所在地、持主、主筆、発行部数、主義主張など刊行物に関するあらゆる面の情報をを地図に反映することによって、当時の中国における出版事業の全体像を把握することが可能になる。これは中国およびアジアのメディア史研究に対して新たな視座を提示するであろう。ウェブアプリケーションを使用したGISは、主要なデータを時間や場所でフィルタリングし、リアルタイムで視覚化する分析ツールを提供する。今後はさらに、朝鮮半島、台湾、樺太などのデータも加え、新聞紙面や建物や人物の写真などのデータも追加して、20世紀における北東アジア全体の情報ネットワークが地図の上で見えるようにしていきたい。
問い合わせ
このデータベースは、現在試験運転中なので、研究の趣旨を理解し、データベースの充実に協力していただける研究者の方に限定して、お使いいただけるようにしたいと思います。(ご希望の方は、2023年6月以降に、下記にご登録頂きますよう、お願い致します。)
なお、ご質問等は、20世紀メディア研究所(m20th@list.waseda.jp)までメールでお問い合わせください。
